ひな人形

今日は娘とひな人形を飾りました。予定ではもっと早く出すはずが今頃に💦

ふと、昔、ひな人形を買いに大阪の松屋町に行ったことを思い出しました。何軒もある人形店をブラブラめぐりました。
値段はピンきり、人形の種類も雰囲気もいろいろありすぎて、ひな人形の選び方がわからない私たちは途方にくれてしまいました。
そんな時、ふらっと入った店の店主が、ひな人形選びを指南してくれたのです。

「別にうちで買わんでもエエから、これだけ覚えといて」と人形選びのポイントを次から次に教えてくれます。
聞いてる私たちの目はキラキラ。「そうなんや〜」と、おじさんの話に惹きつけられ、「この人から買いたい!」と自然と思いました。
今日飾った人形はそのお店で買ったものです。

今、野菜を売っている身として、無農薬・有機野菜を探されているお客様にきちんと自分達の野菜を説明できているだろうか。そして「この人から買いたい!」と思っていただけているだろうか。そんなことを思ったのでした。

人形選びについて、当時のメモが手帳に残っていました。人形選びに悩まれている方の参考になれば↓
(それぞれについて裏は取っていませんので、あくまでご参考程度に)

2016/02/11 メモ「ひな人形選び」
・玄関に飾るのはNG。
 お殿様は将来のだんな様。玄関に飾ると家に入れなくなる。
・ひな人形を出すのは男の仕事。
 本来、人形を使って躾をするものだった。(顔をたたいたらイタイ→やめようね)
 片付けも男親と一緒にする。
・人形のサイズ
 平成サイズ:25(2寸5尺)
 江戸サイズ:35(3寸5尺) →小さい 贅沢禁止の時代背景
 昭和サイズ:大きい(数字はメモなし…)
・人形の作り
 顔と体は別の作家が作成
 作家は日本で13人!?
 たいていの店で書かれている作家名は偽名。
 本名だと値段が一番安い所が売れるから。
・人形の原産地
 首の後ろに作家名のシールがあるもの → 日本製(メンテナンスしてもらえる)
 ないものは外国製の可能性あり
・人形の詳細
 手が木製→オプション(数100円)で交換できる
 足袋、ベルト も同様 → 価格差がある場合、他でとってる
・人形の生地代
 人形に使う大きさは小さいのでほとんど変わらず
・人形の作りの見分け方
 おひな様の裾に注目。
 流れるようになっていれば良い作り。
 切りっぱなしで重ねただけのものは安い作り。
・人形のお顔
 平成風、昭和風、それ以前 とある
・人形のお顔と体の組み合わせは販売店が決めた
 →変更可能
・お殿様とお姫様は必ずセット
 着物の柄もセット
・人形の着物の柄は子供が好きになりそうなものにすると良い。
 (変に地味にすると子供が興味を示さない)
・本来、人形は子供が触って遊ぶもの
・顔は交換可能
 お殿様で6,000円くらい
 写真を撮っておくと良い(壊したときに同じようなものを探しやすい)
・人形の下の木の板(台)
 店が作ったもの。本来、赤いじゅうたんの上に置くもの。
・屏風、小物は組み合わせ自由(交換可能)
・歯がお歯黒になっているのは京風、白いままのは江戸風。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)